今回はイタリア人の旦那さんがいるりりこさんにインタビューしました。
イタリア人の彼氏って、女性に優しくて日本人にも人気がありますね。
そんなイタリア人の彼氏をゲットするためには、どういう心掛けが必要なんでしょうか?
早速お話を伺ってみました。
皆さんこんにちは。ミラノ在住20年近くになるりりこと申します。
学生時代にヨーロッパの他の国で現在結婚している主人と知り合い、イタリアに移り住みました。
現地の旅行関係の仕事に就く、7歳になる男の子のマンマでもあります。
私自身はイタリア人の主人とお互いに留学生の身分として知り合いました。
が、現地イタリアで暮らしていて、イタリア人男性のいい所、悪い所、毎日お腹いっぱいになるぐらい観察させてもらっています。
イタリア人と結婚している、もしくは付き合っている、という日本女性と知り合う機会も多々ありますね。
ちょっとずるい、いい加減なイメージが強いイタリア人男性ですが、そのちょい悪ぶりは日本でも知られたもの。
今回はそんなイタリア人男性と知り合ってお付き合いするためのコツをご紹介したいと思います。
Contents
付き合うなら知っておきたいイタリア人の彼氏の特徴
イタリア人の彼氏が欲しいあなたはイタリア人男性の特徴を押さえておく必要があります。
では、早速見ていきましょう。
イタリア人の彼氏の特徴①.デートの主流は散歩。話して歩いて・・
イタリア人はとにかく散歩が好きです。
旅行に行って知らない町を散歩するだけでなく、休日時間があれば目的もなく、フラフラと出かけるのが大好き。
お店のウィンドーを眺めたり、コーヒーを飲みにバールに立ち寄ったり、夏であればジェラートを食べたり・・・等々。
小さなお楽しみはいろいろとありますが、基本的に何の目的もありません。
私が主人とまだ付き合い始めたばかりの頃、日本に初めて来た彼は東京の夜に大興奮!!!
夕食が終わってからもホテルに戻ろうとせず「歩こう!」と言い出しました。
「え、(この時間に)何か見たいものがあるの?」という私の質問に、「歩きたいだけ」と笑顔で答える彼。
そして私たち二人は真冬の銀座を歩き続けたのです・・
雨の降ってない日にイタリア人の男性とお出かけすることがあれば、ほぼ確実に「ちょっと歩く?」という流れになります。
そういう理由で靴選びは注意しましょう。
先ほど服装の部分でも触れましたが、違う理由で昼のデートでの歩きにくいハイヒールは厳禁です。
ウダウダと雑談をしながら、通行人やウィンドーをひやかしながら、ゆっくりではあるものの結構な距離を歩き続けるのがイタリア人の一つのデートスタイル。
なので、デートには歩きやすい靴を選びましょう。
一番最悪なのは足が痛くて不機嫌になる事。
日本人女性にありがちな「私が足痛がってるのを察してよ!!」っていう態度はイタリア人彼氏には通じません。
逆に、「何か分からないけど、イライラしてて気分悪いな・・・。」って思われて、嫌われる可能性大。
なので、自分から早々に「足痛~!」と笑ってギブアップ宣言しましょう。
で、休憩を入れてもらってください。
イタリア人の彼氏の特徴②.郷土愛が強い
イタリア人は自分の国と文化に誇りをもっています。
故郷への愛着、執着が中途半端ではなく、伝統、風習をまもりつづけるのもイタリア人です。
都会、田舎、全く関係ありません。
大都市志向がない国で、自分たちが生まれた場所が世界一素晴らしいと考えています。
なので、イタリア人彼氏と付き合った場合、彼が「イタリアに帰りたい」と言い出すことは想定しておく必要がありますね。
逆に、日本にずっと住んでくれるっていうのは期待薄かも・・・。
イタリア人の彼氏の特徴③.個人主義
イタリア人はとにかく個人主義。
日本人から見るとエゴイストと感じることもあるとおもいます。
それが彼らの陽気さの根源なのかもしれません。
とにかく「自分は自分」という個人の軸がきっちりと確立しています。
そして、イタリア人が最も大事にしているのは、自分自身です。
なので、その精神性を受け入れられないと恋愛生活は長続きしないかもしれません。
イタリア人の彼氏の特徴④.何だかんだでイタリア料理が大好き!
イタリア人男性は非常に保守的です。
食事についても色々な食事を試していても結局イタリア料理が大好きです。
日本人のように、今日はパスタ(イタリア料理)、今日は焼肉(韓国料理)、今日は餃子とチャーハン(中華料理)というような食事はしません。
日本マニアの人を除くと、たまにお寿司やエスニック料理を食べることがあっても基本的にイタリア料理です。
イタリア人の彼氏を作るために意識したいポイント4選
イタリア人の彼氏が欲しいなら、意識したいポイントがいくつもあります。
ここからはそんなイタリア人彼氏を作るために意識したいポイントについてご紹介しましょう。
イタリア人の彼氏を作るために意識したいポイント①.イタリア人男性に対する思い込みは捨てよう!
皆さんはイタリア人男性に対してどのようなイメージを持っていますか?
- 女の子をみると口説く
- 世界一女好き
- 明るくてとにかく陽気な性格
- マザコン
このような感じでしょうか?
上記のようなイメージをもつのは自然なことだと思います。
実際そうだからです。
しかし、このようなイメージのままで過ごすのは出会いから2度目まででしょう。
あなたがイタリア人男性に恋人と認めてもらうためには、このようなイメージを改めた方がいいかもしれません。
このようなイメージを持ったままで、イタリア人男性と接すると、思わぬ誤解を生む結果になりかねないので・・・。
これについては、次の項目で詳しく見ていきましょう!
女の子をみると口説く
口説いているわけではありません。
イタリア人の日常的コミュニケーションなのです。
Ciao Cara!(やぁ、かわいこちゃん)⇒イタリアではお肉屋さんのおじさんが、70代女性にでも言う挨拶です。
世界一女好き
イタリア人だけではないでしょう。
どこの国でも男性は女好き女好きなのではないでしょうか?
明るくてとにかく陽気な性格
人によります。
陽気であってもシャイです。
マザコン
イタリアでは男性だけでなく、女性も極度のマザコンです。
イタリア人全体がマザコンといっても良いでしょう。
なので、あなたが自分の家族と疎遠な場合、イタリア人を理解するには相当な時間がかかります。
上記のような感じですかね。
とりあえず、イタリア人彼氏を作りたいなら、「イタリア人男性ってこんな感じよね!」っていう思い込みは捨てた方が良いでしょう。
その方が、結果的にうまく関係が進むし、恋愛で悩むことも減ると思いますよ。
イタリア人の彼氏を作るために意識したいポイント②.イタリア人男性が食いつきやすい外見になろう!
まず外見から見てみると、イタリア人男性は単純に「女性らしい女性」が大好き。
体型も出るところが出て引っ込むところが引っ込んだバービー人形スタイルが理想とされます。
ただし、これは女性の努力だけではどうにもならない部分が大きいので、無理のし過ぎは禁物。
まず出来る範囲で考えると、髪型はロングが圧倒的有利。
日本女性特有の黒いストレートはイタリア人男性の憧れ。
髪質に自信があるあなたは、カラーもパーマもしないで黒髪ストレートを売りにしましょう。
「スパゲッティみたい!触りたい!」と思う男性も少なくないはず。
次に努力出来る範囲の外見では服装ですね。
日本のファッショントレンドはイタリアのトレンドとはズレてます。
どちらかというと日本の若い女性のほうが最新のトレンドに敏感。
イタリアの女性はとっても保守的です。
イタリア人は自分に似合う、自分が好きなタイプの洋服を、流行にこだわらずに何年も着続けてます。
そして男性もしかり。
ファッション雑誌から出てきたような最新のコーディネートは、イタリア人男性には理解できない可能性が大。
あまりにも先鋭的な格好だと「不思議ちゃん」と思われてしまう危険性もあります。
なので、あまり気合を入れ過ぎずに、デニムなどの定番アイテムからあなたに似合うものを吟味しましょう。
そして服装で大切なのが昼と夜を分ける事。
イタリア人の夜の外出は日本と比べて少し遅め。
夕食も20時、20時半頃から始まるのが一般的だし、ディスコやクラブなどは22時を過ぎないとお店はガラガラ。
遅めの外出のために、イタリア人は一旦家に帰りシャワーを浴びて「夜用」の服装に着替えるのが一般的です。
女性は昼間デニムとスニーカー、ノーメイクでいたとしても、夜に再び会うとフルメイクでセクシーなドレス、ハイヒールで現れる事がほとんど。
逆に太陽が出ている時間に濃いメイク、短すぎるドレス、ピンヒールなどを身につけていると、娼婦のイメージと重なり、下品な印象を与えてしまいます。
「昼は爽やかに、夜はセクシーに」と違うあなたを演出しましょう。
イタリア人の彼氏を作るために意識したいポイント③.日本に関する質問に対して予習を!
イタリア人男性と話すと必ず日本の事、あなたが育った町の事を聞かれます。
一番典型的な質問は「そこ、人口どれぐらい?」というもの。
まず、あなたが「日本のどこの出身で、その市や町がどういうところであるか」に答えられる準備をしておきましょう。
日本についてある程度の詳しい男性だとその心配はありません。
が、そうでない男性は「東京はどれぐらい?」と聞いてくることもあるので、東京についても人口ぐらいは知っておいたほうが無難です。
それ以外にも「日本の首相はどれぐらい支持されてる?」「天皇制はどう思われてる?」「日本の社会保障制度は?」など、彼らがイタリアと日本を比べるために結構シャープな質問が飛んできます。
漢字や日本語についても興味深々。
自分の名前の由来や意味など説明できるとあなたの印象はぐっとよくなるに違いありません。
語学に相当自信がないとなかなかハードルは高いです。
が、イタリア人に自分を知ってもらうためのいい機会なので、ある程度の準備はしておきましょう。
イタリア人の彼氏を作るために意識したいポイント④.友達以上恋人未満の期間が長くなることを覚悟しよう
イタリア人は友人から恋人になるまで時間がかかります。
結婚となるともっとかかるでしょう。
日本人は「キスをしたら恋人、関係をもったら恋人。」と考えるかもしれません。
が、イタリア人の場合、キスをしたから、関係をもったから、10回デートしたからといって恋人になるわけではありません。
恋人同士と認識するまでの時間がかかります。
「へ?」と思われるかもしれませんが、彼らにとっては自然なことのようです。
決して遊びではありません。
「どこまで自分を理解してくれるか」、「どこまで相手を理解できるか」「あなたが彼にどこまで誠実か」を冷静にみているのでしょう。
結局は、傷つくのが怖いのかもしれませんね。
あなたとしては、「早く恋人と認めてほしい」、「彼の家族に会いたい」と思うかもしれません。
また、日本在住の場合はイタリアに行ってみたいと思うでしょう。
しかし、焦りは禁物です。
気長にお付合いしましょう。
ちなみに、彼がなかなか恋人にしてくれないので、他の男性と遊びに行ったりすることは厳禁です。
それによって、意中のイタリア人男性が振り向いてくれることはまずありません。
むしろあなたへの評価を下げるだけの結果になるでしょう。
なので、イタリア人男性に対して、安易な恋愛の駆け引きはしないほうがいいでしょう。
イタリア人と出会いたいけど、どうすればいいの?
とっても魅力的なイタリア人男性。
そんなイタリア人男性と出会うためには、どのような行動を取ればよいのでしょうか?
ここからはイタリア人男性と出会うための方法についてご紹介します。
イタリア人と出会いたいなら、日本語学校のパーティーへ
あなたがイタリアに現在いるなら、日本語学校や日本語教室が開くプライベートパーティーに参加するのも手です。
日本語学校には、当然ですが日本に興味を持つイタリア人が集まってます。
こういうところで周りをキョロキョロしてみれば、きっと目が合うイタリア人男性がいるはず。
気軽に「パーティー楽しんでる?」「ここに来るの初めてなんだけど面白いね!」という感じで声をかけてみましょう。
イタリア人と出会いたいなら、マッチングサイトを使ってみよう!
次に日本でイタリア人男性と出会う場合です。
東京などの大都市では、外国人が好んで通うクラブ等で比較的簡単にイタリア人と知り合う事ができます。
でも、日本に暮らすイタリア人男性はモテるので女性には困っていなく、そして遊んでいる人が多いのが事実。
そんな中で真面目なお相手を探すのは難しいものです。
一つのアバンチュールとして割り切るのも手ですが、真面目な相手を探している場合は数あるマッチングサイトを利用するのが効率的。
日本女性含め外国の女性と知り合いたいイタリア人男性がよく使う「Marco.Togni.it」などがおすすめです。
イタリア人と出会いたいなら、イタリア料理店へ
日本でイタリア人と交際、結婚している人はほとんどがイタリア料理店で知り合っています。
彼がそのお店のスタッフの場合もあります。
また、イタリア人がオーナーやスタッフということでそこに集まるお客様もイタリア人が多いということもあります。
実際にイタリア人が経営しているイタリア料理店にはいつもイタリア人が来ているということも少なくありません。
そのお店の周年パーティーに行ってみたりするのもいいでしょう。
比較的簡単に出会える方法です。
イタリア人と出会いたいなら、イタリア語教室へ
イタリア人と出会いたいならイタリア語を習いましょう。
カフェで教えてもらうマンツーマン方式の語学学習が流行っています。
価格もイタリア語教室に通うより安いですし、個人的に仲良くなるチャンスは語学学校よりはるかに高いです。
例えば、「ハロー先生ドットコム」のようなサイトを利用すれば、カフェでイタリア語を教えてくれる先生が簡単に見つかりますよ。
まずはイタリア語の先生と仲良くなって、そこから人脈を広げてみてはいかがでしょうか?
イタリア人の彼氏が欲しいあなたへ!恋愛経験者が語る出会いの場と付き合うコツのまとめ
イタリア人男性と知り合うコツ、お付き合いまでたどりつかせるコツをまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
イタリア人男性は明るくて前向き、時にちょっと度が過ぎるぐらいなポジティブ思考の持ち主が多くて、一緒にいて楽しい気持ちにさせてくれます。
でもそれに100%甘えてしまうのはよくないです。
女性の方も楽しいウィットの効いた会話で相手を楽しませ、「二人で一緒にいれば相乗効果でもっと楽しくもっとハッピーに暮らせる」というのがイタリア人の求めるカップル像。
是非あなたもそんなイタリア人とのハッピーライフを目指してみませんか?